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雪松図屏風:右隻

Pines right 1800年 155.5cm x 362.0cm
国宝「雪松図屏風」は京都、大阪、江戸で大規模な呉服商と両替店を営んでいた三井家の依頼により制作されたものと考えられる。描かれるモチーフは、常緑樹で長寿や吉祥を象徴するお祝の意味を持つ松に、新しさの象徴である雪。そして金泥で表現される大気の神々しさが加わり、清々しい冬の朝の情景が広がる。作者である円山応挙は、江戸中期に活躍した絵師で、円山派の祖として知らている。