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宰相ロランの聖母

La Vierge du chancelier Rolin 1435年 66.0cm x 62.0cm
『宰相ロランの聖母』はブルゴーニュ公フィリップ2世のもとでブルゴーニュ公国宰相だったニコラ・ロラン (en:Nicolas Rolin) からの依頼で描かれた。オータンにあったロランの教会区教会ノートルダム・ドゥ・シャステルへの奉納肖像画(教会や修道院などの宗教施設に献納する絵画のこと。聖書を題材にした宗教絵画が多く、献納者自身の肖像画がともに描かれる (en:Donor portrait))で、ロランが画面左に聖母子と向かい合って描かれている。ノートルダム・ドゥ・シャステルが1793年に焼失した後はオータン大聖堂に所蔵されていたが、1805年にルーブル美術館へと移された。