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タヒチの女(浜辺にて)

Tahitian Women 1891年 69.0cm x 91.5cm
ゴーギャンが楽園を求めて最初のタヒチ滞在時に描いた代表作。描かれている物が、いくつかの大きなパーツで構成されており、面の組み合わせで構図を組んだゴーギャンの得意とする画法。上部には背景に環礁の内海と山と外海が3層になって描かれており、外海には白い波が描かれている。単純な色彩構成でここまでの表現ができることがゴーギャン人気の一つでもある。
この作品に似た絵をゴーギャンは描いているが、それはドレスデンのギャラリーノイエマイスターに収蔵されている。