夢二と京都の日本画

夢二と京都の日本画
岡山県出身の竹久夢二(1884-1934)は、明治34(1901)年に単身上京、苦学しながら投稿したコマ絵(新聞等の紙面に挿入される独立した絵のこと)で認められ、明治42(1909)年に『夢二画集 春の巻』を出版し人気を集めました。出版物での活躍から出発した夢二が、初めて肉筆画やスケッチを披露したのは大正元(1912)年のこと。記念すべき初個展の会場は京都府立図書館でした。また、大正5(1916)年11月から2年間京都に住み、大正7(1918)年には府立図書館で再び個展を開くなど、京都に足跡を残しています。
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