西宮の狩野派 勝部如春斎

西宮市大谷記念美術館 | 2017年04月01日 ~ 2017年05月07日
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西宮の狩野派 勝部如春斎

勝部如春斎(かつべ・じょしゅんさい)は1721(享保6)年、西宮の裕福な醸造家の家に生まれました。大坂で狩野派を学ぶ一方、兄に酒株を譲られて家業の収入もあったようですが、前半生の詳しい経歴は分かっていません。 三十代後半から数年の間に、妻や子どもを相次いで失うという不幸に見舞われた如春斎はその後、亡妻の追善のために東福寺にある明兆作の「三十三観音図」を模写するなど、精力的に画業に専念した様子が伺えます。 そして1764(明和元)年12月、時の左大臣九条尚実に「如春斎」の号を賜わり、以降如春斎は作品に「台賜如春斎」の落款を入れるようになりました。現在知られている如春斎の作品の殆どは、如春斎と号するようになった後に、描かれたものです。
 残された作品にみる如春斎の画風は、ときに豪華であっても繊細で可憐、上質な雰囲気の滲み出たものです。
該当する作品はありません。