ヴィラ・ジュリア国立博物館

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ヴィラ・ジュリア国立博物館

ローマにある、エトルリア美術を収蔵展示する博物館である。ローマ市内、広大なボルゲーゼ公園の北西に位置する。現在、美術館として使用されている建物は、ルネサンス末期の教皇ユリウス3世の別荘として建てられたものである(館名の「ヴィラ・ジュリア」は「ユリウスの別荘」の意)。ユリウス3世は1550年の即位直後、建築家ヴィニョーラに命じて、中庭と長大な回廊をもつこの建物を設計させた。 建物が公有化され、美術館として公開されたのは1889年のことである。イタリア語の館名に"Etrusco"とあるように、当館はエトルリア美術を専門に収蔵展示しており、同じローマ市内にあるローマ国立博物館(ギリシャ・ローマ美術を展示)とは分野が分かれている。エトルリア文化は、ローマの征服以前のイタリア半島に栄えた、ギリシャの影響の強い文化で、紀元前7世紀 - 紀元前6世紀頃が最盛期であった。当館は約7万点の収蔵品を誇り、
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