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香雪美術館

兵庫県神戸市東灘区にある、東洋古美術を中心とした美術館。運営は公益財団法人香雪美術館。朝日新聞社創立者で、茶人でもあった村山龍平の収集品を収蔵展示するため、1972年に財団法人香雪美術館が設立され、翌1973年に開館した。館名の「香雪」は村山の号である。村山は伊勢国の出身で、上野理一とともに朝日新聞の創設者である。高橋健三、岡倉覚三らが中心になって1889年に創刊された美術雑誌「国華」は創刊後まもなく経営難に陥っていたが、その苦境を救うため、朝日新聞社が同誌の発行元となったことが、村山が古美術に関心を持つきっかけになったという。収集は刀剣武具から始まり、、仏教美術、茶道具へと広がっていった。なお、香雪美術館の収蔵品のなかには、村山の娘婿で、のちに朝日新聞社長となった村山長挙の収集品も含まれている。
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