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吉原の花★ワズー ス・アセーニアム美術館

1791年 187.0cm x 257.0cm
江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿の肉筆画。「品川の月」「吉原の花」「深川の雪」の三部作は「雪月花」として称されている。「雪月花」は、1879年11月23日、栃木の定願寺で行われた展観に、当地の地元の豪商、善野家が出品したとの記録が残されている。その後「深川の雪」と「吉原の花」は、ドイツ人の美術商であるサミュエル・ビングによって購入され、ジャポニズムブーム隆盛のパリへと渡った。その後「吉原の花」は、1957年に米国コネティカット州ハートフォードに在るワズワース・アセニアム美術館に移り、現在に至っている。