セガンティーニ

1858.01.15 - 1899.09.28
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セガンティーニ

イタリアの画家。アルプスの風景などを題材とした絵画を残し、アルプスの画家として知られている。一方で『悪しき母達』など神秘的、退廃的な作品を残したことから、作風は世紀末芸術とされることもある。1858年、オーストリアのトレンティーノ(現在のイタリア共和国トレンティーノ=アルト・アディジェ州)にあるコムーネの一つ、アルコで生まれた。父アゴスティノ・セガティニ(セガンティーニの旧姓)は農民階級の大工で、母マルゲリータ・デ・ジラルディは中等階級中のやや低い身分の出であった。ジョヴァンニはマルゲリータの第2子(第1子はセガンティーニが生まれる前に火事で命を落とした)で、生まれた頃には体が弱く、両親の周到な注意の下に漸く育つことが出来た。しかし母マルゲリータはジョヴァンニを生んで病にかかり、1863年、ジョヴァンニがまだ5歳の時に29歳で夭折した[5]。
父親はジョヴァンニを連れて