マティス

1869.12.31 - 1954.11.03
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マティス

フランスの画家。フォーヴィスム(野獣派)のリーダ-的存在であり、野獣派の活動が短期間で終わった後も20世紀を代表する芸術家の一人として活動を続けた。自然をこよなく愛し「色彩の魔術師」と謳われ、緑あふれる世界を描き続けた画家であった。彫刻および版画も手がけている。1869年、フランス・ノール県のル・カトー=カンブレジ ( フランス語 Le Cateau-Cambrésis) に生まれる。はじめ法律家を志すが、1890年、盲腸炎の療養中に絵画に興味を持ち、画家に転向する決意をする。まず1891年にパリの私立美術学校であるアカデミー・ジュリアンに入学し、絵画を学びつつ官立美術学校であるエコール・デ・ボザールへの入学を目指した。ボザールへの入校は許可されなかったが、熱意を評価した教官ギュスターヴ・モローから特別に個人指導を請ける事ができた。この時、ボザールに入校してモローの指導を受けていたジョルジ