マンテーニャ

1431 - 1506.09.13
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マンテーニャ

イタリアルネサンス期の画家。ゴシック期、ルネサンス期のイタリアの絵画は、都市ごとに独自の発達をとげ、シエナ派、ヴェネツィア派などと都市の名を冠して分類される。マンテーニャはパドヴァ派の代表格と見なされる画家である。1431年、パドヴァ近郊のイーゾラ・ディ・カルトゥーロに生まれる。修業時代は、パドヴァの画家フランチェスコ・スクァルチオーネに師事した。マンテーニャは、画家ヤコポ・ベリーニの娘と結婚しており、有名な画家兄弟のジェンティーレ・ベリーニおよびジョヴァンニ・ベリーニは義兄弟にあたる。1450年、ロドヴィコ・ゴンザーガ侯の招きでマントヴァへ移り、1460年以降はマントヴァ侯ゴンザーガ家の宮廷画家として過ごす。遠近法を駆使した厳格な画面構成、ごつごつした硬質な線描、彫刻的な人体把握など、イタリア・ルネサンスの画家たちのなかでも異色の作風を示す。