リゴー

1659.07.20 - 1743.12.27
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リゴー

フランスの画家。ペルピニャンで、カタルーニャ人イアシント・リガウとして誕生した 。彼が生まれてすぐ後の1659年11月7日にピレネー条約でペルピニャンがフランス王国領となったため、国籍上はフランス臣民となった。1682年、ローマ賞を受賞した。リゴーはルイ14世時代の最も重要な肖像画家となった。印象的なポーズのための素質と、王家の後援者、大使たち、貴族、財務官などの顧客の好みを正確に呈示できる才能を持っていた。リゴーの作品は、絵の主人公の衣装と背景の細部にいたるまで非常に正確に似せており、同時代の服飾の流行を細微に渡って記録したとみなされている。リゴーの最も有名な作品は、1701年に描かれたルイ14世像で、現在ヴェルサイユ宮殿にあるルイ14世像も同様である。1709年、彼は故郷ペルピニャンの貴族となった。1727年にはサン・ミシェル騎士団の団員となっている。