床飾り もてなしの心をうつす道具

サンリツ服部美術館 | 2017年03月17日 ~ 2017年06月04日
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床飾り もてなしの心をうつす道具

日本の伝統的な室内空間の一つである「床の間」。床の間は座敷の上座に畳より一段高く設けられています。元々高貴な身分の人々が座すためにつくられた空間で、最も神聖な場所ともいわれています。茶の湯では顔を合わせた人々が心を合わせてより良い席をつくる「一座(いちざ)建立(こんりゅう)」の精神が大事とされています。茶会の席入りで客が最初に拝見するのが床の間です。亭主が季節や客に応じて趣向を凝らした道具でもてなす茶会では、床の間には絵画や墨蹟などの掛物を掛けて、花入に季節の草花を生け、時には香炉や香合なども飾ります。客は床の間を拝見することで亭主の心配りを感じ、これにより亭主と客の間に精神的な交流が生まれ、一座建立の茶会を行うことができるのです。床の間は、亭主のもてなしの心をうつした空間といえるでしょう。
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