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タンギー爺さん

Portrait of Pere Tanguy 1887年 92.0cm x 75.0cm
ほぼ同構図の絵が2点存在する。この他にタンギーを描いた肖像画1点を含めて、タンギー爺さんは3点あると表記されることがある。1887年夏頃に描かれたとされる作品はオーギュスト・ロダンのコレクションとなり、現在はパリのロダン美術館所蔵。1887年冬頃(1888年に入っているとする説もある)に描かれたとされる作品はスタブロス・ニアルコスのコレクションとされるが、現在は明らかにされていない。背景には浮世絵が描かれており、ジャポニスムが最も良く表れた作品である。背景に描かれている浮世絵は文京区千駄木にある店「いせ辰」の版画が基になっている。