ルドン

1840.04.20 - 1916.07.06
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ルドン

19世紀-20世紀のフランスの画家。1840年、ボルドーの生まれ。本名はベルトラン・ジャン・ルドン。父ベルトラン・ルドンの名からもらい命名されたが、母マリーの通称「オディーユ」に由来する「オディロン」の愛称で呼ばれ、自他共に終生この名で呼んだ。裕福な家庭であったが、生後2日目にボルドー近郊のペイルルバードへ里子に出され、11歳までの少年期を寂しい田舎の地で親元を離れて過ごしたとされる。病弱で内向的な子供だったという。子供の頃から絵を書き始めるが、父親の意向もあって建築家となるべくエコール・デ・ボザールの試験を受けるが不合格となり、建築の道は諦めることになる。弟のガストン・ルドンは後に建築家となった。20歳の頃植物学者アルマン・クラヴォーと知り合い、顕微鏡下の世界に魅せられるようになる。