ティツィアーノとヴェネツィア派展

東京都美術館 | 2017年01月21日 ~ 2017年04月02日
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ティツィアーノとヴェネツィア派展

アドリア海に面する水の都ヴェネツィアは、15世紀から16世紀にかけて、海洋交易によって飛躍的に繁栄するとともに、フィレンツェ、ローマと並ぶルネサンス美術の中心地として輝かしい発展を遂げました。絵画の分野を中心に美術の進展をみたヴェネツィアでは、ベッリーニ工房、ヴィヴァリーニ工房から、多くの優れた画家たちが輩出されました。なかでもティツィアーノ(1488/90-1576)は、自由な筆づかいと豊かな色彩を特徴とする独自の様式を確立し、その絵画はヴェネツィアのみならず、ヨーロッパに広く影響を与えました。80年以上に及ぶ長い生涯のなかで、ヴェネツィアの主要な聖堂や貴族たちからの絶え間ない注文に応えただけでなく、ヨーロッパ諸国の君主や教皇のための絵画も制作しました。その斬新な油彩画法は、近代絵画の先駆とも評されます。
該当する作品はありません。

みんなの「ティツィアーノとヴェネツィア派展」訪問日記

美沙

上野動物園に行ったついでに家族で行ってきました。
去年、国立新美術館で「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展も観に行っていたのですが、その時は2点しか展示されていなかったティツィアーノの作品も、今回は7点ほど展示されていて、ティッツァーノ好きとしてはたまらない展覧会でした。

一番の目玉作品は、展覧会のチラシにも大きく載っていた「フローラ」。思っていたよりも小さかったのですが、それほど混雑もしていなかったので、近くでじっくりと鑑賞することができました。
このフローラはティッツァーノが20代の時に描いたということを知ってびっくり。

次に有名な作品「ダナエ」。こちらの作品は想像通りの大きさでした。ダナエは確かシリーズ作というか、同様の構図の作品をティッツァーノは数点描いていると思いますが、今回展示されていた作品はシリーズの中でも最初に描いた、イタリアカポディモンティ美術館所蔵のバージョン。

あとは、最晩年に描き上げた「マグダラのマリア」。この作品はマリアの表情が印象的で、描きこまれた背景描写等も細かく見ることができてちょっと感動。

ティッツァーノ以外での有名どころではティントレットの「レダと白鳥」。裸体の女性の体のフォルムというか構図が少し不思議な感じがしたのと、白鳥の長くくねった首がなんとも印象的でした。

日曜に訪れたのですが、会期も後半に入っていたせいか、そこまで混雑はしておらず、比較的全ての作品をゆっくり鑑賞することができました。

全てで70点くらいの作品数ということもあり、じっくり見ても、2時間程度で見れる程よいサイズの展覧会でした。

日伊国交樹立150周年記念ということもあり、
フィレンツェのウフィツィ
ナポリのカポディモンテ
ヴェネツィアのコッレール
ヴィチェンツァのキエリカーティ
等のようなイタリアの名だたる美術館収蔵の作品が一度に会したこともあり、非常にテーマ性があり、見応えのある展覧会でした。
2017.06.07 - 00:31 2017.03.12